おたくで幸福を科学できるのか。

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000〈トリプルゼロ〉~どうして空は蒼いのかpart.Ⅲ~の感想

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……あまりにも今さらすぎますがグラブルの5周年イベントである「000〈トリプルゼロ〉どうして空は蒼いのかPart.3」の感想をかけたらと思います…。

イベストを読み返したりしていないため、ただただ自分の心と頭の整理のための感想です。

画像はTwitter加工違いサンダルフォンです。Twitetrはこちら。

今回の000〈トリプルゼロ〉にはたくさんの意味が含まれているとDが言っていましたが、チェスから読み解く考察がとても面白く、様々な角度から楽しめる味わい深いシナリオだと改めて感じました。知らなくてもいいけれど、知っているとよりおいしいというのはまた一段作品の深みに触れることになり、より楽しさが増しますね。

Twitterのトレンドがグラブル一色だったのも納得です。フェルやファーやベリアルの名前は宗教的な問題から複雑なところではあるのですが、見事なお話だったと思います。

 

※「どうして空は蒼いのか」シリーズのネタバレを含みます

 

スケール感が魅力の「どうして空は蒼いのか」シリーズ

ど空シリーズは「周年イベントとして、劇場版のようなものをつくろう」というのが始まりだったとDが雑誌でお話していました。いままでのグラブルのシナリオイベントよりも、一段クオリティの高いものが出てきた。というのが最初の印象です。ど空前と後ではイベントシナリオの質が良い方向に変わってきていると個人的に思います。

このイベントシナリオシリーズは全体を通してスケールが大きいことが特徴だと思いますが、いろんな作品を見ていて感じることの一つに、「スケールを大きくすると畳むときに急に世界が狭くなる」というものがありました。

何かの物語を収束させるにあたり、読者やプレイヤーの感覚からあまりにも遠いところにあると理解も満足も得られないからだと思いますが、それまで宇宙規模でしていた話も、急に半径3メートルの世界にまとまるようなことがままあると思います。

雑誌インタビューによると、ど空は続編がきまってからは2作目と3作目を同時進行していたとも話していたので、おおまかな流れは最初から決まっていたのかもしれませんが、きちんと失速することなく「天司」たちの物語がひとまずたたまれたことが、まず素晴らしいと思いました。

ここで終わっちゃうの?と全く思わなかったとは言えませんが、ありがとう!といえる満足感のあるストーリーでよかったです。

 

ベリアルのキャラ立ち

2で多くの新規ユーザーを獲得し、3でも新規ユーザーを沼に叩き落としているベリアルですが本当に素晴らしいキャラでした。3が終わったからこそより輝く…。

敵としての魅力

敵役にあってほしい「思考がわからない」というのが、個人的に感じたベリアルの大きな魅力のひとつでした。何が真実なの?どこまでが本当?と彼について考えてしまうし、どんなに考えても正解が出てくる気がしない。わからないから考えてしまうし、つかめないから追いかけてしまう…そんなところが、彼がファンをとりこにするところなんだろうなぁと思いました。

また、ベリアルの魅力に「賢い」というポイントがありますが、色気があって賢いというのは大変…いいですよね…。

少しずつ見えてきた気がする輪郭

でも全然それが事実か分からないこの感じ!とてもにくいです。

トリプルゼロでベリアルに魅了・昏睡が入らない理由がストーリー的にも(解釈のしがいのある形で)明かされましたが、そういった理由でアビリティにも反映されているのは面白くて良いなぁと思いました。ファーには魅了が入るのも味わい深いです。

また、ベリアルとバブさん(結局名前は何だったんだろう…)のだまし合いのような会話も実に「悪魔同士の会話」といった雰囲気でひじょうによかったです。ベリアルの狡知が際立つところも。チェスに見立てていたから登場キャラが「騎士」だったのも、チェス考察を読んでうなりました。よくできている…。

バブさんのフィジカル&フィジカルでメンタルもフィジカルな感じも好きです。今後バブさんもちょこっと出てくる?ようなことを言っていたので楽しみですね。パンデモに出て来るんでしょうか…まだあそこを掘るのでしょうか……。

細谷さんのお芝居 

ベリアルの魅力を語るときに避けては通れない細谷さんのお芝居…!鳥肌が立つほどよかったです。プレイしていて感じた満足感のひとつに、まちがいなく細谷さんのお芝居がありました。特に好きなのは「オーケィ」や「イイねぇ」など、よくベリアルが使うけれどシーンによって含みや印象が変わる言葉のお芝居です。ほのかなニュアンスの違いがベリアルのつかみどころのなさを効果的に演出していて、ぞくぞくするほどかっこよかったし素敵でした。

ミカエルとの掛け合いや、バブさんとの騙し合いのような会話、ファーとの会話、特異点である主人公に話しかけるときの声音など、どれも絶妙で物語を翻弄していたと思います。物理的に一番体を張ったのもきみだよ。

グラブルフェスのジークフリートごっこもとてもよかった…。罪深い…。

 

 また、Twitterでみかけた感想のひとつに、ベリアルのように2作目で爆発的な人気が出てしまうと、3作目でそのキャラをファンサービスに寄せて軸がぶれてしまったり、イイモンになってしまう問題があるが、ベリアルはそれがなくてよかった。といったものがありました。こちらの感想を見るまでまったく気づいていなかったのですが、確かにそれはある気がします。最後までずっと、憎いくらいいい敵役でした。

 

ベリアルのファーさんへの感情は何か

ベリアルのファーへの想いは「愛」のように描かれているし、腐女子的に読み解くとそれでもいいような気もするんですが、ほんの少し、なんだかひっかかるものがたくさんあります。どんな感情があるのか、全然わからないんですが、思い浮かぶものをひたすらにならべてみたいと思います…。

「愛とは矛盾するもの」とベリアル本人も言っているし、ベリアルのファーに対するセリフにも甘い含みを感じる部分もあります。2000年ものあいだ、ひたすらにファーの計画実行のために睡眠もとらず、ずっと気を張って策を弄していたのかと思うと、その想いの強さはたしかに「愛」かもしれない…とも思います。ベリアルのせりふにも2000年にわたる献身を愛と捉えてもらって構わないという含みがありますし、ベリアル自身も人生において優先しているものは「愛」であるとうそぶいてもいます。

その愛は腐女子的には恋愛感情でなんの問題もないのですが、シナリオを読んでいてるとそれでいいのか…?と悩んでしまう自分もいます。

恋愛で塗りつぶさないでなんとか考えようと思ったときに、子が親に求める愛情にも近いような気がしました。たとえば、ベリアルはフェルに次ぐ立場ですがファーがフェルとベリアルに向ける想いはまったく違うものです。

そこに嫉妬があったのか…は正直なところはっきりとわかりませんが、姿まで似せているフェルに対して、全く何も思わないということはないのではないかな…と人間心では思ってしまいます。

Parade's Lustの歌詞に「daddy won't stop your inhibitions(誰もアンタを止められない)」とあって、意味としてはわかるんですが、なんとなくベリアルがファーを「父」として見ているのでは?と思っていたこともあってひっかかっています。

信仰

個人的には一番これがぴんときます。ベリアルにとってファーは造物主であり、「終末」によって「救済」をもたらしてくれる「救世主」そのものでもあります。シナリオに「俺の救世主〈メシア〉」というせりふもありました。

2000年もの間、人は恋愛感情だけでその人のために不眠不休で働けるでしょうか。ベリアルは人ではないので判断が難しいですが、やっぱり難しいんじゃないかなと思います。それなら信仰心ならばどうか。こう考えたときに、「できるだろう」と思いました。

彼が「信仰」でもってファーを見ている場合、「生み出した」のはファーであるからこそ、「終わらせる」のもファーであるべきだと考えるのではないかとも思うのです。「良い“終末”を」は2000年間自分に言い聞かせてきたことかもしれない…とも思いますが、本当に…わからーん!わかりません!人間では星の獣の気持ちはわからない!まして2000年もの間…人間には途方もない時間かもしれないけど星晶獣であるベリアルからしたら違うかもしれないし、心境の変化をもたらすような時間なのかもしれないし、わかりません…。

ただ、ベリアルの発言全てを「真実」でもあり「嘘」でもあると捉えると、「救われたい」という気持ちは持っているのではないかと思うのです。

彼が「狡知」であるがゆえに、人の一生にも獣の一生にも、なんとなく見える「終わり」があるかもしれないと思います。そこから見たときに、ベリアルにとって獣の一生がやはり空虚でしかないのであれば、「与えられている役割」以外の何かを見つけないと生きていられないのではないか…?と感じる部分もあります。

その時に選んだのが、「ファーの野望」なのかもしれないし、彼が定義する「愛」を謳歌する…ということなのかもしれない…?結局「愛」に戻るのだろうか…?

 

ベリアルが望む"終末"

ベリアルがミカエルたちに語った獣の一生は事実だし、やはり詭弁ではなく本心だと思っています。ベリアルが行った“矛盾”と思われるもののなかに「サリエルを助けた」ことと「終末の止め方を教えた」ことがあると思います。

サリエルを助けたことや、あえて終末を止める方法を教えたことを考えると、ベリアルは世界そのものを終末に向かわせたかったわけではないのではないかと思いました。それを望んでいたのはファーのみで、ファーが望むからやろうとした。

ベリアルが望んだ終末を砕いて考えると、「獣としての空虚からの解放」「ファーさんの願い」が両立するものなのか…?あともうひとつ、ファーの邪魔をするバブさんの退場は絶対条件だったと思いますが。

「愛とは矛盾するもの」というベリアルの弁を考えるならば、「終末を望む」が「終末を望まない」ということにもなる。そこに愛をねじ込むと…たしかに愛で筋が通る…?

"終末"が来ればファーは目を覚ますけれど、本当に"終末"になってしまったらすべてが消えてしまうから…?

ただ恋愛なんて甘いものではなくて、そこには「自己愛」があるのではないかと思ってしまうのです。

 

ファーさんとベリアルとフェルとサンダルフォン

ファーとベリアルの関係は、裏返したフェルとサンダルフォンのような気がします。今回のイベントになぞらえていうと、セフィロトとクリフォトのような(…?)感じもします。(よく分からないで言っている顔)

サンダルはフェルから作られているし、サンダルが言っているように彼にとってフェルは「光」そのものです。ベリアルはファーに作られていて、ベリアル曰くファーは「救世主」。救世主ということは、少なくともベリアルにとっての光と言えるのではないかと思います。

自己愛について

ベリアルとファーは「自己愛」で繋がっていて、サンダルとフェルはお互いへの愛、つまり「利他愛」で繋がっているのではないかとシナリオを読んでいて感じました。

もう一度、ど空1~3をきちんと読み返さなければさまざまなものを取りこぼしていると思うんですが、とりあえず思ったままを勢いで走る…!

ベリアルにとってファーが「父」や「救世主」だとして、ファーから見てベリアルは何者なのかと考えると、「星の獣」以外の何物でもないのではないかと思うのです。よく動く便利な駒というか。ではファーから見たフェルはどうなのだ?と考えたときに、本人に自覚があろうとなかろうと、ルシオが指摘したように「不完全な自分」の本能的欠乏感を満たすための存在だと思うんです。そう考えると、ファーにとってフェルはやはり特別であると思います。フェルも「我が友」と呼んでいるし。

幼稚で単純な言葉にしてしまうと、ベリアルは「ファーに認められたい」あるいは「ファーが認めているフェルを下したという実感がほしい」という気持ちがあるとして。そしてファーは「完璧」な存在への渇望がある。結局それらの渇きのためにお互いを利用しているのがベリアルとファーなのではないかとも思うのです。

神がつくっている秩序を崩壊させ、"終末"させたときに自分こそが万能であり「完璧」になる。ファーさんが終末を望むのはそういう理由だと思いますし、だからこそ神を憎んでいる。

自己の存在証明でもあり、自己肯定感でもあり………語彙が足りずにうまく言い表せないのがもどかしいですが、とにかく“自分のメリット”で一緒にいる。ファーから言えば利用している。ベリアルとファーは協力者というよりも、共犯者に近い二人だと思うんです。

利他愛について

サンダルフォンもかつては自己愛に生きていました。そのために世界を滅ぼそうとしたり、やんちゃをしてすねてひねてもいました。サンダルフォンの変化は「ルシフェルの死」が原因です。本来使われることのなかった自分の本来の役目が、フェルの死によってぽっと浮上してきた。そして、この責任から逃れることは世界の秩序として不可能。なによりも、フェルという存在を背負いたいと彼が思ったことが、彼の「自己愛」からの脱却で、利他愛のスタートです。

しかし、このスタート段階では、サンダルフォンは自己愛と利他愛が半々な状態だと思います。気持ちはフェルのみにしか向かっていないし、すべてが終わったら消えようと思っていたし、自己完結で生きているからです。

しかし今回の000でフェルのみにしか向かっていなかった想いが、「自分を生かす世界」にまで向いたこと。生きたいという願いを持ったこと。ここには彼の自己愛はもうどこにもないと思うのです。

「自己愛に堕ちていた不用品」

ファーはエテメンアンキにやってきたサンダルにこの言葉を投げます。

私はシナリオを読んでいるときすでにファーは自己愛で動いていると思っていたので、このせりふは皮肉だなぁとうなりました。

ど空パート1でサンダルフォンがやっていたことをルシファーはやっている。自分も同様に「自己愛に堕ちている」のだという自覚がファーにはないのだと思いました。

 

「どうして空は蒼いのか」

フェルはこれについて、「問い」とは「願い」であると言っていました。はっきり言って、私には難しくてよく分からないです。それでも、サンダルフォンの成長を見たときに、ほんの少しだけ、気持ちで分かる気がしました。

かつてのサンダルフォンは空が蒼であろうがなんでもよかったはずです。それでも、今彼が生きている空は蒼い。終末が近づいて空が赤くなったなど、現実的にもさまざまな空の色の描写がありましたが、とにかく空が蒼であることがルシフェルの「願い」。

それは、秩序のある世界だからかもしれないし、フェルにしかわからない世界の在り方の話もあるかもしれませんが、「今が素晴らしく美しい」という意味なのかなと単純に解釈しました。

そして、素晴らしく美しい今を続かせたい。サンダルフォンが守りたいと思った空は、間違いなく蒼いだろうと確信した時に、初めて「どうして空は蒼いのか」というタイトルが胸にじわーっと広がってくる気がしました。

英語のタイトルでは「What makes the sky blue」になり、ドストレートに考えると「何が空の蒼を作っているのか」になります。それはきっと「願い」なんだろうな。そして、サンダルフォンルシフェルはきっとここに同じ「願い」を持っているんだろうなぁと思うと、とても素晴らしい日になるよ!と口ずさみたくなるような素敵なタイトルとエンディングだなぁと思うのです。

 

“終末”は神への抗い

かねてより「終末」を描く話に漂う性悪説や、奇跡も希望もない、神を否定する絶望観が気になっていたのですが、今回000をプレイして「終末」は神を否定するためにあるという考えが腑に落ちました。

“世界の終わり”は神への挑戦…もっとわかりやすくいえば「果たし状」のようなものなのかもしれません。

荒木飛呂彦先生も王道ストーリーについてお話されるときに「トーナメント」という表現を用いていますが、王道ストーリーは段階的に戦う相手が大きくなっていきます。

ライバル、兄弟子、師匠、父親…大規模になればなるほど組織や軍や政府や国、世界となっていき、ラスボスはきっと「創造主」たる神になる。改めて000で言われないとピンと来ていませんでした。

個人的には「セカイ系」とはまた少し違うけれど「世界の終わり」を描こうとする作品にたいする考え方や物の見方が追加されました。とても興味深い発見でした。

 

天司たちの能力の還元

は~ちゃんま~ちゃんの言葉からしても、四大天司のみならず、すべての天司は「天司」という世界の「システム」という役割から離れ、ただの星晶獣になった…ということで良いのでしょうか?

もともとの理解力の問題もありますが、情報と感情の処理が追い付かなくていまいち理解できていないところがたくさんあります。

サンダルフォンも言っていましたが、どんなにファーを否定しようとも「星晶獣の礎を築いた科学者」なのは事実であり、天司たちによって成り立っている部分も少なからずあったはずなので、彼らがそれらの役割を離れ還元したというのは「ルシファーが作った法則との決別」も表しているのかなと思いました。

物語の結びとしても納得でき、個人的にさわやかさを感じる理由の一つかなと思います。

 

サンダルフォンが見た「光」

以前「プレガンド・コーラス」の感想記事でも書きましたが、改めて、星の獣にとって「役割」はとても大切なものなのだと感じました。

「役割がない」ために存在意義を見出せなかったサンダルフォンが、痛みとともに「天司長」という使命を与えられた前作。そして今作では「天司長」だけではない「サンダルフォン」としての人生を見つけたこと。何よりも生きたいと“願って”くれたことに、涙が出るほど感動しました。

サンダルフォンに生きることを肯定してほしいと願っていた騎空士様はたくさんいると思います。私もそれを願う一人でした。ルシフェルに向けるものとは違うけれど、親愛のこもった笑顔を向けて、手を取り合うことを許してくれる。

本当に幸せです。もう彼が悪夢にうなされることもきっとないのでしょう。

ただただひねていたひねだるふぉんでは、きっとこの未来にはたどり着けなくて、サンダルフォンが受け入れて成長して、痛みも傷も抱きしめて立ち上がってたどり着けた答えだと思います。

そんな答えを選び取れる子になったんだね…。うれしいです。ルシフェル様に「行ってきます」と言えるようになったこと。彼があふれんばかりの光を背負って微笑めること。贖うためのみに生きるのではなく、喜びを分かち合うために生きたいと思えたこと…幸せなものに目を向けられる子になれたことが、ほんとうに嬉しいです。

とってもいいイベントだったー!心から楽しかったです!

 

 

今回ルシオの正体も明かされましたが、「預言者」であるならば、やはり神の声を届けるルシオに神を疑ってほしくはないなーと思いました。

ここに関してはもうちょっと自分用の備忘録として書いてみたいと思っているので(いつになるのだろう…)、そこで考えてみたいと思います。

PVの【「神」とは何か】【なぜ「世界」を創ったのか】【「人間」の生きる意味とは】についても深めたいと思うだけは思っているので、ゆっくり時間が取れるときにでも、シナリオを読み返したいです。

今回の感想を書き出してみて、何一つ理解していないことがむきだしになっただけでした。もう一度Part1から読み返したら、いつかきっとわかるだろう……。今はこれで終わろうと思います。。

 

次回のイベント【星の獣のレゾナンス】もタイトル的にわくわくが止まりません。まだまだ星晶獣はわからないことだらけなので、少しずつでも知っていけると嬉しいです。