[Are you Happy?11月号]特集マンガ
いつのまにか10月に…。
怒涛のような夏が終わり、秋を感じる日も多くなってきた今日このごろ。冬が大好きなので待ち遠しい気持ちもありつつ、これくらいのほどよい涼しさがもっと長く続いてほしい気もします。
遅くなってしまいましたが、9/29発刊の女性誌「Are you happy?」11月号で特集のマンガを3本担当しております。
Are You Happy? (アーユーハッピー) 2019年11月号 [雑誌] Are You Happy?
- 作者: 幸福の科学出版
- 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
- 発売日: 2019/09/29
- メディア: Kindle版
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今回の特集は【ミッドライフ・クライシス脱出法】です。
30代後半~60代の女性の悩みとして、身体の不調・家族問題・将来の不安の3つに焦点を当てています。
個人的には将来の不安に刺さるものがありました。
消費税も増税され、わかりづらい軽減税率も適用され、2025年問題もあり、年金問題もあり…これらを考えると数年後またさらに増税される可能性もあるので、将来のことを考えると本当に頭を抱えてしまいます…。
AYH BACKSTAGEというアユハメンバーの舞台裏ページでは、編集さんが発注の時に描いてくださった特集マンガのラフも見られます!レアだー!
毎回ていねいなラフを下さるので、本当にありがたいです。
表紙は10/18に公開予定の映画「世界から希望が消えたなら」で主演をつとめている竹内さん。HS内ではかなり有名な職員さんの一人でもあります。
インタビューでは映画にかけた想いと、宗教家としての表現について熱く語られていました。こちらの映画は10/3現在海外で22の受賞をしているようで、今から楽しみです!
また、映画で監督をつとめた赤羽監督のインタビューも載っています。急遽長まわしに変更したシーンについてなど語られていて、はやくそのシーンが見てみたいですね!
映画の長まわしというと、私の中で印象的なものは『君の名前で僕を呼んで』の暖炉のラストシーンなのですが、あのシーンで初めて「長まわしってすごい!」と思ったので少し敏感に反応してしまいました。
すでに発刊されている小説の方にもイラスト提供というかたちで関わらせていただいており、内容としては知っているのですが、映像と音楽があわさったときに、どんなドラマチックな感情が生まれるのか今から楽しみです。
過ごしやすい日が増えてきてうれしい
インスタからひっぱってきた制服お嬢様の絵
ブログなんだし日常的にすきなことを好き勝手にかこう!と定期的に思ったりしますが、結局することなくおわったりします。
実は終戦について思うことを文字にしていたり、香港についてもいろいろ思うことを文字にしていたのですが、なかなか難しく…。ということでインスタのお絵描きをあっぷしてみます。
インスタで一日一枚を目標に絵を描いているんですが(最近はいろんな仕事がたてこんでそれも難しくなってしまっていますが…)毎日意識して絵を描こう!とすると、テーマがないとちょっとつまずくなーと思ったり、かといってリクエストを募るとしっかり描かなきゃいけないからなかなか取り掛かりづらくなりそうだなーとも思ったり。
何が言いたいかというと、常に自分でいつでもこれをアウトプットしたいなと思うものをインプットすることって大事なんだなぁという、極めて当たり前っぽい事実に気づきました。
アウトプットしようと思うものはそれなりにありますが、一日の1~2時間で完成までもっていくイラストに詰め込むような軽さではなかったり、逆に何もないらくがきであれば量産もできるけれど、多少人に見せてもいいと思えるようなもので、なんとなく色を付けてもいいかなと思える絵で、さらにそれでなんとなく成立するようなもの…となるとアウトプット度合の加減が難しいです。
とにかく絵を着地させる感覚を身につけることが大切だとよく言われますが、その感覚が自分にはやっぱり足りていないなーと感じます。足りてたら描き途中の絵がいっぱいにならない…。
ただ、インスタで一日なるべく毎日イラストを描こうと努力をしていく中で、初めて自分がやりたい色塗りに近づいてきた気もします。
これはもしかしたら数をこなさないとできない部分だったのかもしれないなって感じました。
アナログで塗る時とデジタルで塗る時の感覚の違いに自分でもストレスを感じることが多かったんですが、最近やっと気持ちよく色を混ぜて、違う色を差し込めるようになってきました。
この絵でいうと制服の水色や髪の毛のピンクにあたります。
自分で表現したい空気感がやっとデジタルの色塗りで表現出来て、なんだか達成感を感じました。
あとはこれをもっと丁寧な色塗りで表現できるように努力しなければ…。あとインスタでサムネイルが並ぶと痛いほど実感する背景のなさ………………野崎くんでももっと描いてる。多少なりとも自然以外に背景のある絵とかドラマチックな絵を描けるように今後とも精進してゆきたいところです…………。
そんなわけで(?)10/18公開予定の映画『世界から希望が消えたなら』の小説版にイラストを提供しております。
www.irhpress.co.jp(Amazonだと情報が出ないぞ…なぜだ…)
すみれやおんぷ、えんぴつなどのワンポイントイラストになります。なんと奥付にMochigomeというクレジットが…!
こちらの小説は主人公・御祖真の娘である玉美の目線で描かれていて、父を想う子供の純粋な愛に胸が震えます。映画も楽しみです。
森永あい先生の訃報によせて
【訃報】 漫画家・森永あい先生が逝去されました
— 別冊フレンド編集部 (@betsufure) August 9, 2019
漫画家の森永あい先生が8月2日早朝に体調を崩され逝去されました。
先生の突然で早すぎる訃報に接し悲しみを禁じ得ません。 pic.twitter.com/K1bHNmxUhX
森永あい先生の突然の訃報に悲しみを禁じえません。
華やかで可憐なイラストと、ハイスピードで瞬発力のあるギャグのギャップが魅力的だった先生の作品には、常に元気と笑いと、時間を忘れる楽しさを与えてもらいました。
いわゆる「王道展開」を扱うことが多かったと思いますが、王道を独自に料理し、まったく新しい新時代のストーリーに作り上げていくような先生の作品は、いつも先が読めず、続きが気になり、新刊の発売を楽しみにしていました。
個性豊かなキャラクターたちが作品の中を暴れまわり、ハッピーエンドまでパワフルに突っ走っていく。先生の描き出す明るくて楽しいハッピーエンドが大好きです。
森永あい先生のお話の何が好きって、本当にキャラクターがみんなめいめい勝手なようでいても「自分勝手」に生きている人がいなくて、みんな周りの人や自分の好きな人に一生懸命になれる人たちで、社会常識や自分の中での譲れない誇りを軸にして、実に鮮やかにいきいきと生きているところです。
繊細でかわいらしいキラキラした作画でぶっ飛んでくるパワーワードやバイオレンスもそのギャップが面白くて。
「彼らと友達になりたいな」とかじゃなくて、「ずっと賑やかな彼らを見ていたいな」っていう、関わりたくないけどずっと彼らが楽しく生きていてほしいなって思えるところが、個人的に感じるほかの作品にはない大きな魅力の一つでした。
森永あい先生の作品を読むときに、私は常に「傍観者」でいられました。
感情移入して泣いちゃうとかもありますが、基本的には「個性的で楽しい彼らを眺めていられるのが嬉しい」という感覚でした。私にとって、とてもいい意味で森永あい先生の作品は「フィクション」だったのです。
没入感の高いものも素晴らしいですし、完全に自分と切り離してもこんなに楽しい!と思える作品も同様に素晴らしいと思います。
現実ではありえないかもしれないことがたくさん起こり、現実では難しいかもしれないハッピーエンドに向かって、速度を落とすことなく邁進していく。その中で起こるどんな出来事もキャラクターの心を富ませ、成長させ、読者の心にさまざまな感情の種を植え付けていく。
「フィクションとしての作品」の楽しさを、とびっきりのパワーで教えてくれたのが森永あい先生でした。
今回森永先生の訃報をうけて、本当に言葉に出来ないくらい悲しかったのですが、漫画家さんは亡くなった後もその作品が読者の心にずっと残り続けるんだなぁという事も実感しました。
森永先生の作品はこれからもずっと永遠に大好きだと思うし、元気がない時にひらいて笑顔をもらうと思います。
ずっとずっと御村と千本木が好きだ!!!!!!!!!!!!!!!!!
心から楽しめる作品をたくさん生み出してくださってありがとうございます。
森永先生のご冥福をお祈りいたします。
ポケモンと感動と
インスタをはじめて6日になるんですが、なんと新規絵は2枚しか今のところないという…笑
そして、Twitterにのせても何の問題もないことに気付きました。分割した意味とは…?
多分その時はそれがいいかんじだ!と思ったのだと思います(ひとごと)
せっかくなのでブログでもインスタの絵をアップしてみようかとおもい、連動してみたのですが、Twitter投稿と違い枠に囲まれた引用っぽさがでるわけではなく、少々おどろいています。
これは最近はじめたポケゴのトレーナーちゃんと頑張ってくれているチェリムたん、そしてその日やっと出会い捕まえることが出来たマイナンです…!かわいいよー!
ポケゴはサービス開始時からやりたいなーと思っていたんですが、容量が結構大きかったのでスマホに入れることが出来ずがまんしていました。iPadに入れたらいいのでは!と気づいたので、いまはiPadでポケゴをしています。
ポケモンは第一世代から親しんでいるのですが、ポケゴをひらいて新しくポケモンをつかまえて図鑑に記録される…という一連の流れを見ていると、ポケモンずかんをもって旅をしているみたいでぐっとくるものがあります。みんなこんな感動を味わっていたんですね。
私の家の近くはサイホーンがよく出没するのですが、歩いていて急にサイホーンが草むらから出てきたら泡吹いてぶっ倒れてしまうな…とか思ったり…。ネコちゃんやカラスでさえも襲われると怖くてしばらく避ける人間なので、ポケモンが居たら怖くてひきこもりになる可能性もあるような…。
剣盾は今買うか悩んでいるところです。久しぶりにポケゴでポケモンに触れたのもあり、今の環境についていける気があまりしない…!
でもポケモンは本当に心が元気になるというか、永遠に「ワクワク」させてくれるものなのかもしれないなーと感じました。
最近自分が何かを好きになったり、応援したいと思ったり、感動したりするときってそこに「自分がいる」と思えることが多いのです。
ポケゴもものすごく感動したのですが、やっぱりポケモンを探して歩いているときの「ポケモンに出会ったあの頃」や「ポケモンマスターになりたいと憧れていたあの頃」とか、そういう「あの頃の自分」と現実の今がリンクしている感動でした。
私は今までこういう形で感動することがあまり多くなかったので、少し新鮮な気持ちです。
じゃあどんなものに感動してきたのかというと、「永遠を感じたもの」です。
自分の中で感動と「永遠」は直結していて、何かを素晴らしいと思い、心から熱いものが湧き上がってきたり、涙がこぼれてどうしようもなくなったりするものすべてに「信じられる永遠」を見ている…と自分では思って生きてきました。
好きなジャンルにしてもそうで、「信じられる永遠がある」と自分で思ったり、この瞬間の幸福を死ぬまで覚えていたいと思ったジャンルはずっと好きです。…なんのはなしだ!
少し前まで、私は「人はみんな永遠を求めているんじゃないか」と考えていたことがありました。
信じられる永遠を誰もが求めていて、それが伴侶だったり友人だったり理解者だったり生物だったり、人物じゃなくても書籍だったり宗教だったりすると思っていました。いましたといっても今でもそうだと思っていますが、以前は少しかたくなだったところがあったんです。
でも今は、少しだけそのかたくなさはなくなってきた気がしました。
たぶん永遠に固執していた時期だったのかなぁと思います。今は違うものにも感動するようになって、当たり前だけど人が感動するのってその人特有のメカニズムとかがあるんだなぁって。
ポケゴを通じて新しい自分の目線に気づけた気がしました。チャンチャン。