キンプリから教わった大切なこと

 

私がキンプリ・キンプラを通して教わった、とても幸せな気持ちについて。覚えておきたい喜びを備忘録としてまとめてみました。

(これの前にキンプラの感想記事を上げる予定だったのですが(見た当時に書いたものをいまだにずっと書き続けている)(遅い)続編の制作がめでたく決定したので!いい加減これも出すタイミング!と思って…)(まだまだ加筆修正したいしこんなものじゃない)※ タイトルはもはやあまり関係なく、KING OF PRISMのココが大好き!って言うだけの文章。

 

キンプリから教わった大切ものは「何かを大好きだと思う気持ち」です。

キンプリに初めて出会ったとき、あまりにもおかしくて、おもしろくて、笑いが止まらなかったです。こんなに何も考えないで、何も知らないのに笑えるってすごいなって最初は思いました。

みんなこれを見て元気をもらうんだな。それはこんなに笑えるからなんだな。笑えるって本当に元気になるんだ。すごいなぁ。そう思っていましたし、それはある意味真実だし事実だと思います。

「また見たいな。」

見終わってすぐにそう思ったのは、キンプリを初めて見たときに刺さった言葉がたくさんあったからです。

 

 

キンプリで出会った一転語 

世界が輝いて見える

キンプリのアバンパートで、シンくんはオバレのプリズムショーを見に行きます。最初は無限ハグのシーンで、死を感じるほど笑いました。このままでは酸欠で死ぬ…?本気でそう思うほど笑いました。

ときめきサイクリング、公道での二人乗りは禁止だよ♡など津波のように襲い掛かってくるプリズムの煌めきに、まだそれが何かも理解していなかった私の膝は一条シン並みにガクガクでした(椅子に座ってるのに)。

そんな笑い死にしそうな状況でも、シンくんが言った「世界が…輝いて見える…!」という一言で一気に泣いてしまったのです。

たった一言、このセリフだけでオバレが一条シンの世界を変えて、彼の人生そのものを変えて、彼の存在そのものを「プリズムショー」を通して変えてしまったというのがわかる。その感動たるや、今でもうまく言葉にできないです。

生きていて「世界が輝いて見える」と感じる瞬間がどれだけあるのでしょう。

 

もしかしたらたくさんあるのかもしれませんが、シンくんのこの言葉は「なりたい自分に出会った瞬間」にあたるのではないかと思いました。(もっとちゃんと考えたらたぶん違う答えになると思いますが、今この瞬間はこう思ったんだ!)

憧れに出会う瞬間。夢に出会う瞬間。例えば「ハチミツとクローバー」では“人が恋に落ちる瞬間をはじめて見てしまった”という印象的なモノローグがあります。 

真山は自分も恥ずかしくなっていましたが、シンくんの世界が輝いて見えた瞬間、自分は“憧れた”んだと思います。

「人が夢に出会う瞬間を初めて見てしまった――。」

目を輝かせて、その瞳のように世界も輝いている。うらやましくて、美しくて。そんな気持ち。

夢や憧れに出会ったシンくんのキラキラが、ただ見ているだけの私の胸にも伝播し、ぐっと深く刻まれることになったんだと思います。キンプリはずっと「プリズムショー初心者の一条シン」目線で描かれるので、感情移入が容易だったのもこれを助けたと思います。

そんなシンくんをずっと見つめることで、わたしの世界も確実に輝きました。

 

世界は、輝いているって!

少し進んで、シンくんがオバレにあいさつをするシーン。

なぜプリズムスタァを目指したのかという問いに対して、シンくんははとびきりの輝きを振りまきながら、

「毎日をなんとなくつまらないなーって思っている人に教えてあげたいんです。世界は、輝いているって!」

と、いきいきと答えます。

オバレに世界が輝いていることを教えてもらったシンくんが、自分が得たこの感動を、もっと多くの人に伝えたいと宣言する。

個人的に、キンプリはこのセリフがすべてで、キンプリの中心概念だと思っています。キンプリってどんな話?と言われたら、「毎日を何となくつまらないなって思っている人に世界は輝いていることを教えてくれる話だよ」と私は言います。

受け取ったものをそのまま心に落とし込める純粋さ。自分が受け取った輝きやよろこびをそのまま、まだ出会っていない人に伝えたいと思う透明さ。感情に正直に、自分に素直に、心に嘘をつかないシンくんの気持ちのいい姿勢がまぶしいです。

素晴らしいセリフだと思いました。このセリフがあまりにも刺さりすぎて、見終わってからもずっとずっと心に残っていました。おかげで翌日急にチケットを買ってキンプリをキメることになり…。差支えがあるので控えますがほぼ毎日行くようになりました。

「世界は輝いている」って、心の底から、嘘の一つもなく瞳を輝かせて言ってみたい。今となっては、そんなすがるような気持ちもあったのかもしれないと思います。

 

プリズムショーはみんなを笑顔にすることができるんだ!

初めて見たときにグッサリと刺さって刺さって刺さりまくったのが、たぶんこのセリフ。

このセリフは物語の中盤に出てくるものですが、キンプリ初心者である私は、間違いなくこのセリフが出てくる頃には「プリズムショーで笑顔になっていた」し「プリズムショーが大好き」になっていました。

本当だ…プリズムショーはみんなを笑顔にすることができるんだ!と、実体験を伴ったので、より刺さることになったのだと思います。

人々を笑顔にするプリズムショーに憧れたし、それができるスタァを目指すシンくんにも。そしてこれをとびきりの笑顔で言うコウジにも憧れました。

オバレの解散を知ったファンのみんなが悲しんでいる時にも、この言葉が一条シンを突き動かし、泣いているみんなを笑顔にしようとステージに立ち、ショーをします。

そのシンくんのショーの素晴らしさが、またこのセリフを際立たせていると思います。

 

それとは別に、キンプリに通って気づいたことの一つに「お客さんがみんな笑顔で劇場から出てくる」というものがあります。

これは、初めて友人を連れて行ったときに言われて気づいたことなのですが、本当にみんなが「心から笑顔」で出てくるんです。そんな映画がいったいどれだけあるのだろう。

笑顔のみんなを見るだけで自然と自分も笑顔になりました。自分もこの観客の一人であることが少し誇らしいような気持ち。

 

君の笑う顔には 世界中のPRISMが詰まってる

キンプリのEDテーマ「ドラマチックLOVE」の中でも飛びぬけて好きなフレーズです。

まだCDが出ていないころ、この曲聴きたさに劇場に通い詰めた人も少なくないほど。とても素晴らしい曲です。

ドラマチックLOVE

ドラマチックLOVE

  • 一条シン&太刀花ユキノジョウ&香賀美タイガ&十王院カケル&鷹梁ミナト&西園寺レオ&涼野ユウ(CV.寺島惇太&斉藤壮馬&畠中 祐&八代 拓&五十嵐 雅&永塚琢馬&内田雄馬)
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

作品を知れば知るほど、私たちは“プリズムの煌めき”についての理解を深めていきます。心で、魂で、全身で、「これが、プリズムの煌めき…!」という感覚を覚えていきます。

プリズムの煌めきを知れば知るほど、このフレーズはますます輝くと思うんです。

キンプリを見終わったとき、何度も見たとき、登場人物たちの笑顔にプリズムの煌めきを感じました。彼らの笑顔が、心の暗いところも照らし出して元気をくれました。「君の笑う顔」には本当に「世界中のプリズムが詰まっている」…!だから彼らはプリズムスタァ…!

それだけでこの歌詞の素晴らしさに胸が震えますが、個人的には続きがあるんじゃないかと思いました。 

「ドラマチックLOVE」はラブソングです。初めての恋を歌った、さわやかさと甘酸っぱさと、キュンとした疼きが詰まった、春風のように甘く柔らかい曲です。(ポエムを詠んでしまった)

この曲には主人公と、主人公が恋する相手が出てきます。作品に出てくるキャラクターに恋する私たちを歌うようでもあり、エーデルローズ生みんなが観客に向けて歌うようでもあり、どちらに取っても良いような曲だと思います。応援上映では“恋した”のあとに「私も!」と叫ぶのも定着しましたし。)

つまり、“エデロ生からお客さんへ”と思って聴くと、「私たちの笑顔にも世界中のPRISMが詰まっている」というメッセージになります。彼らようなプリズムの煌めきが私たちの中にもあると、煌めいている彼らが歌う。これがキンプリを見た後に感じる元気の正体の一つではないかと思いました。無意識下の自己肯定を与えられていたのでは?と。

 

プリズムのようにきらきらと輝く物語

何度見ても“新しい”煌めきに出会う

そしてキンプリに通っていくうちに、キャラクターのことがよくわかってきます。

作中にちりばめられている謎についてツイッターでたくさん検索したり、いろんな方が丁寧に解説してくれているものを隅まで読んだり、アニメ雑誌を買って監督の解説を読んだりして、どんどんキンプリに近づいていきました。プリティーリズムレインボーライブも完走しました。

そして改めてキンプリを見ると、まったく違う作品のように見えたんです。

プリリズを完走していなくても、見ていくうちに気付いていくたくさんの「しかけ」で自然とそうなりますが、何度も見ることによって、見えていた側面が変わってくる。その側面が見えてくることによってまた別の場所が輝きですんです。

それこそ本当に“プリズム”で光が反射しあっているように、作品がきらきらと輝きだす。一つの作品として、そこにとても感動しました。そして、たった1時間に無駄なく詰め込まれた物語。

● 誰が見ても楽しめる(笑える)

● 見ているうちに感動してしまう

● 世界が輝いて見える(本当にこれ)

あらためて、たった1時間で人の心を大宇宙に解き放つような解放感ときらめきを与えるのはすごいことだと思います。

 

大好き!と叫ぶ幸福

キンプリと切り離して考えられないものとして、やはり「応援上映」があります。

今では一つの映画鑑賞のかたちとして定着した上映方法になっていますが、キンプリのおかげで見る側の楽しむベースができたのではないかと思います。

キンプリの応援上映は言葉通りの「応援」上映です。

みんなで突っ込んで笑ったり、同じ行動をとってみたり、サイリウムを何かに見立てたり…そういう楽しみ方もありますが、一番の醍醐味は「応援」だと個人的には感じています。こちらはキンプリよりも実際にプリズムキングカップというバトル要素があるキンプラのほうが強いかもしれません。

キンプリの応援上映に行くと、不思議とどんなに疲れていても元気になりました。

それは「プリズムの煌めきを浴びた」のもありますが、やはりポジティブな言葉を叫んでいることが大きいんだろうなぁと思います。

一部シーンを例外として、基本的に応援上映では「頑張って!」「できるよ!」「いい返事!」「すごい!」「ありがとう!」など、前向きなことをずーっと叫びます。

 

プリズムショーは好きかい?

「君、プリズムショーは好きかい?」

個人的に一番好きな応援上映のシーンは、開始5分ほど。アバンパートの終わりの聖による「プリズムショーは、好きかい?」です。

このシーンで「大好き!」と叫ぶ喜びと幸せ。大好きなものを思いっきり、大きな声で大好きと言っていい幸せ。なかなかないと本当に思います。ライブとかでも好きという気持ちを叫ぶことはできますし、それもとても気持ちのいいものです。

しかしキンプリならではのすごいところは、「満場一致」というところです。

右も左も、前も後ろも、絶対に乱れない。その空間にいるからパワーが倍加する。これはとても大きな強みだと思います。“磁場が形成される”という言葉がしっくりきます。

(キンプリに関係のない余談)*1

 

「プリズムショーは心の煌めき」

このキーワードは作中でもそうですが、見ている観客にとっても大きなものだと思います。

私個人はプリズムショーは彼らの「心」(魂と言ってもいい)の「プリズムの煌めき」だと感じています。だからなのか、プリズムショーはいつでも見ている人の心にダイレクトに干渉してきます。これを作品として表現するのが素晴らしいですし、やはり作品に何か魔法がかかっているとしか思えません。それこそ映画自体がプリズムの煌めきでできているんだろうと思ってしまうような…。

彼らのプリズムショーの素晴らしさを理解すればするほど、彼らに憧れずにはいられない自分がいます。

キンプリやキンプラではプリズムショーやジャンプのスケールが大きく、圧倒され、煌めきをシャワーのように浴びる気がしますが、テレビシリーズでは「プリズムジャンプは心の飛躍」とともに、登場人物たちの心の成長をショーでも見ることができます。(キンプリ・キンプラでも出来るけどもっと分かりやすいと思うので…)

自分がプリズムショーをしたら、彼らや、彼女たちのように素晴らしいものができるだろうか。あんなにしっかりと自分の心を飛躍させることが出来るだろうかと、つい考えてしまいます。

「プリズムの煌めき」とは何かは別途まとめているので、いつかこのブログでも書けたらいいなと思っていますが、毎回成長する彼らに元気と勇気と、希望をもらいます。

ずっと見ていたい美しい輝きがあるというのは、本当に素晴らしいことです。

 

キンプリという奇跡

キンプリが奇跡のようなロングランを記録したのは、作品のすばらしさもありますが、やはりエリート(ファン)のみなさんの努力だと思います。

私も友人が見に行かなければ、気になっていても行かなかったかもしれません。

「出会えた喜び」を感じるとともに「出会わせてくれた喜び」も強く感じます。それだけの作品に出会えたことが、とても幸せです。

キンプリに通うエリートのみんなの夢も、最初は円盤化、次第にロングランを願うようになり、続編の制作、そして終わりのない上映を求めるようになっていった気がします。

みんなでひとつの夢を目指し、ひとつひとつ奇跡をかなえようとする。不思議な一体感がとても心地よかったです。

キンプリを見ていて、何度も「自分は今、奇跡の体現者なのかもしれない」と思いました。実際この瞬間のこの感動、この一体感は、今だけのものなんだ。と何度も感じました。大げさに聞こえますが、劇場に通い詰めた名前も知らない同志たちと成し遂げた奇跡のかたちが続編の制作決定だったと思います。

 

 平坦じゃない道の途中で

キンプリに出会って、こんなにも「何かを好きだ」と思ったり、「楽しい」と思ったり、何よりもそのことを「幸せ」だと思えるということ、そう思っていいということを、「改めて」教えてもらいました。

「改めて」と言ったのは、本当はずっと知っていたはずだからです。それでもなんとなく毎日を過ごしていく中で、たくさんのものをぽろぽろと落としてしまっていた。

そんなことに気付くきっかけをくれたのが、キンプリでした。

「好きなものを好きでいていい」ということを教えてもらった気がします。

 

一定の年齢を過ぎたころから、それに触れる前にある程度予想をするようになってしまいます。(というか、私はそうでした。)

不快になりそうなものを避けることはできるし、好きなものだけを選ぶこともできるようになります。好きなものは当然心を満たしてくれるし、幸せをくれます。でもそれはある程度予想されている範囲の幸福で、さらに「全く新しいものに触れる」という機会も損失します。

そんな日常を送っていた私にとってキンプリは、爆弾みたいでした。

というか、キンプリに出会っていなかったら自分の日常がそうだったことにも気づきませんでした。

キンプリに出会って、こんなにもまだ「未体験の感動」があることに胸が震えました。特に「アニメ」「映画」「アイドル(っぽい)もの」という、自分がいるジャンルで、全く同じものをつかって、今まで出会ったことのないエンタメに出会えた感動。

そして、それに夢中になれる自分がいることにも感動しました。

まだまだこんなに夢中になれるものがあるんだ。こんなに心揺さぶられるものがあるんだ。こんなに感動するものがあるんだ。こんなに憧れるキラキラがあるんだ!

キンプリに出会って、本当に私の世界は輝いたと言い切れます。

KING OF PRISM-PRIDE the HERO-Over the rainbowが歌うEDテーマ「虹色CROWN」にはこんな歌詞があります。

平坦じゃない道の途中で 僕たちは宝物、見つけた

光にメロディ 重なる先で いつも待ってる笑顔

 これがそのまま、キンプリに出会った自分に重なりました。キンプリという宝物に出会えた喜びは、ずっと心で輝き続けるなぁと思います。

虹色CROWN

虹色CROWN

  • provided courtesy of iTunes

 

 冒頭では「何かを大好きだという気持ち」と書きましたが、これ以外にも「憧れ」や「夢」、「希望」や「奇跡」など、本当にたくさんの大切なことを教えてもらいました。

ただ、キンプリで出会った「自分に嘘をつかず」「ただ素直に」「大声で大好きと言っていい」という喜びは何物にも代えがたかったです。

キンプリ、プリティーリズムシリーズ、そしてプリパラと共通している「個性を絶対に尊重する」という部分。子供の時に、こんな世界に出会えたらどんなに瞳が輝いただろうかと思わずにはいられません。そして、大人になった今、これに気付けず命を終えないでよかったと思います。他人に対して以上に、自分に対して。

自分の個性を、自分で愛していいということ。自分を好きになっていいということ。

個性は神様がくれたその人だけにしかない美しいギフトですが、ぐっとぐっと、そのすべてが腑に落ちていきました。

 

 

 

長々と書いたけど、キンプリが好きだって!言いたいだけ!みんな見て!知って!って言いたいだけ!

とびきり煌めいてんだMy Love!名付けて愛というのさBaby!

そういうことです!!!!!!キンプリもキンプラも、本当にありがとう!!!!!!!!

一生忘れない、死の間際でも絶対に思い出す、人生でいっとう煌めいた2年をもらいました。

そしてまた続きがあるよ!またあえるよ!うれしい!ありがとう!!

ありがとうの代わりに好きって言わせて!

*1:余談ですがアイドルマスターSideMのライブの強みもここにあると個人的には思っています。SideMの事務所は315プロダクションで読み方は「サイコー」。Pたちは様々な気持ちを「315」に乗せます。アイマスの曲はSideMに限らずライブでのコーレスを想定して作られているものが多いのも特徴ですが、SideMは特に「315!」と叫ぶ曲が多いです。感想を求められてもSideMで言うならやっぱり「315!」でしょう、というものもあり、それが一体感を生み出していると思います。