おたくで幸福を科学できるのか。

信仰とオタクを心のままに綴り最終的にシンクロします

残暑お見舞い申し上げます

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カロリー高めの記事が続いたので、ひさしぶりにおえかきをアップします。(だらだらと話すのが好きなおたくなので感想はエモーショナル重視の無駄な長文になりがち)

ほんとうは暑中見舞いにしたかったのですが、こんな時期に…。実は梅雨入りしたときに描いた傘と虹の女の子のイラストも線画であります。塗る前に梅雨が終わってしまった…。

こちらの絵は、ラフの段階は水の中に寝転んでいるものでした。なので、髪の毛の感じとかにその名残がどことなく見える気がします。お水でチャプチャプしてるのも時間があれば描きたいです。

こちらはいつも通りバージョン違いの夕焼けモード。夏空で海のほうはTwitterにおいてきました。

毎日暑いですが、心も体も健康にいたいですね!

今年の夏はジリジリじとじとな日が多いですが、最近はもう日差しに秋っぽさが混じっている気がして、少し寂しくなってしまいますね。あっという間に冬になっちゃうんだろうな…。昔はそんなでもありませんでしたが、年々夏を好きになっていきます。

「BANANAFISH」を読んだ感想

「この作品で人生が変わった人ってたくさんいたんだろうな」…読みながら、頻繁にこんなことを思っていました。

ノイタミナ枠で放送中の「BANANAFISH」。言わずと知れた不朽の名作で、数多くのファンが知り合いにもいました。世代であろう方にお話を聞けばみんな読んでいたし、だれもが口をそろえて「名作だ」と言う。自分の中では、そんなレジェンド的作品の印象がありました。

アニメを見てみて、もっと英二とアッシュのことを知りたいと思ったころ、気が付いたらアニメイトで文庫版を全巻購入し(新装版にしようか悩みましたが手軽さを選びました。重かった笑)、土日に一気読みしました。 

BANANA FISH バナナフィッシュ 全巻セット (小学館文庫)

BANANA FISH バナナフィッシュ 全巻セット (小学館文庫)

 

名作って名作なんだな…という小学生並みの感想と、ぐるぐる渦巻くたくさんの感情と、整理できない涙がこぼれおち、少し落ち着いたし思ったことをメモだけでもしてみよう。と思ってこれを書いています(いつものやつだよ)。

※ ネタバレ配慮ゼロです

感想そのいち

全体をさらう普通の感想を可能な限り手短に。本当に面白かったです。アニメの絵に慣れていたので、初期は絵が苦手かな?とも思いましたが、面白いので読めました。特にBANANAFISHがコードネームだと分かったあたりからでしょうか。英二とアッシュの関係もここから濃くなった気がします。物語としても後に戻れない緊迫感を帯びてきて。この辺になってくると、次、次…とどんどん読めてしまいました。

読み終わって感じたのは、無駄なエピソードもキャラクターもいなかったなぁということ。素晴らしいことだと思います。すべてのシーンがきちんと未来に繋がっていき、運命が収束していくストーリーテリングは圧巻でした。

読む前に「エンディングについて感想を教えてほしい」と言われていたので、色んな覚悟をしていたんですが、今のところ言葉になりません(何で書いてるんだよ!)。これを言葉にするために書いている…待って…この記事の中で見つけてみせるから…。

 

嫌いになれないゴルツィネ

彼と会話が出来るわけではないので勝手な思い込みですが、正直ゴルツィネの気持ちは「わかる」と思ってしまう。ろくでもない悪党でゲス野郎でクズですが、彼にもアッシュ・リンクスに魅せられた一人の男という側面があるからでしょうか。高校生の頃に読んでいたら共感できなかったキャラクターだと思いますが、二十も超えると正直彼の執着や野心や理想は、「わからないけどわかる」。

彼がアッシュたちにした仕打ちを忘れることは無いですが、ゴルツィネも悲しかったし苦しかったところもあるのかもしれない…なんて考えてしまいます。

彼は支配者でしかないからやはり善き指導者になることはできないし、彼はアッシュを支配したかったので、とても愛とは言えないです。それでも、そもそもゴルツィネは愛を知らない人間だから、彼にとっての愛はああいう形だったのかもしれないと思ってしまいます。

奪うことしか知らない人間は、やはり誰かに何かを与えることは出来ない。彼ももしかしたらアッシュを慈しむように愛したかったのかもしれない……なんて思ったり。どちらにしろ、アッシュに強く魅かれていたのは事実だし、彼の最期の選択を見ても愛しているのはまったくの嘘ではなかったんでしょうね。だからどこか嫌いになれない。

 

大好きなショーターとシン

ショーターが大好きだった私は、自然とシンも大好きになりました。シンの男らしさとまっすぐさ、熱いところが本当に大好きです。ショーターの優しいところも。

作品を見ていても分かりますが、シンを見ればショーターがどんなに優れていて愛されていたボスだったのかがよりよく分かる。ショーターが命を懸けて英二をずっとずっと大切に守ったように、シンもそれをしっかり受け継いでいる。

ショーターが殺戮現場に居合わせた英二に対して「お前向きじゃない」と止めるシーンがありますが、ショーターにとっても英二は穢したくない善の象徴だったのだと思います。

シンの英二に対する愛情はもうちょっと考えたいところがあって、まだ自分の中でもまとまっていません。月龍はシンはアッシュに心酔していると言っていますが、どちらかと言うとシンは英二寄りの人間だと感じます。アッシュのカリスマには魅せられているけど、シンは英二の親友、ショーターはアッシュの親友かなと。

もしかしたら英二以上にアッシュに囚われているのはシンなのかもしれないと番外編を読んで感じてしまいました。英二に対してもあるし、誰よりも深いところでアッシュのことが引っ掛かり続けているのはシンなのかも。

シンは登場人物の中でも、特にまっすぐ幸福に向かって生きて行ってほしいキャラクターです。英二やアッシュとはまた違った意味で、とても大好き。セルゲイは男として好きです(突然ぶっこまれる男の好みの話)。

 

アッシュ・リンクス

読みながら何度か、アッシュ・リンクスはまるで花火だと思いました。華麗で美しくてみんなが見上げてしまうけれど、すさまじい熱を放って一瞬で消えてしまうし、夜空にしか存在できない。でもみんなの心に強く印象を残す。花火を手に入れたくて火傷したのはゴルツィネでしょうし、火薬分量を間違えて自爆したのは月龍でしょうか。正直言っていてあんまりしっくりこないからいつか書き直しますがひとまずこれで進めよう…。

強烈な個性で人を惹きつけるアッシュに、読者である私も魅せられました。今となっては、アッシュが好きだから英二が好きなのか、英二が好きだからアッシュが好きなのかも分からない…でもアッシュから目をそらせない。そんなキャラクターになりました。

彼の人生は地獄そのものだと思うし、彼が選んだ道も修羅の道だと思います。それでも自由を求めて生き続けていた彼は美しいと思ってしまいます。英二が「奇跡の生」と表現していましたが、うたかたの命を燃やしているから彼に惹きつけられるのでしょうね。

 

奥村英二という人間

この作品の登場人物における「善」の象徴が英二。特にアッシュ。

英二は善人でお人好しですが、別にそんなに「善のかたまり」みたいなわけではない。それでもアッシュから見た英二は、それは眩しくてあたたかくて、幸福そのものだったんだろうと思います。彼といるだけで幸福を感じるし救われた気持ちになる。アッシュにとっては英二は「存在そのものが光」だったんですよね。

アッシュが英二について思うとき、どんなことを感じていたんだろうと考えると、胸がギュッとなります。やさしさ、なつかしさ、愛おしさ、よろこび、幸福、あたたかさ、安心感、信頼、ぬくもり…やさしくてあったかいこれらの感情をひとまとめにするなら、やはり「善と愛」だと思うんです。

アッシュとショーターとの出会いを描いた番外編で、アッシュは「食物連鎖の一番下が俺なんだろ」と自嘲しますが、生きてるだけで肉体的にも精神的にも屈辱で制圧されてきたアッシュにとって、「性的な目で自分を見ない英二」はそれだけで気を許せるし信頼できる…というのを読めば読むほど感じます。アッシュの人生で「気が休まる」なんて言葉程遠いですからね…。

みんなが英二を見てスキップを思い出すよって言っているのは、英二のあどけなさもあると思いますが、「絶対にアッシュを不快にさせるような性的な目で見ない」というのが大きいんじゃないかと思いました。アッシュがあんなにスキップに心を許してかわいがっていたのもそういうことだろう。気を許せるという安心がそこにあったし、「優しくしたい」と思える存在だったんだと思います…スキッパー…。泣

 

「愛」について考える

英二とアッシュの間にあるものは「愛」としか表現できないと思いました。「信頼」「憧憬」「友情」「慈愛」「友愛」…きつい言葉でいうなら「執着」や「依存」と捉えることも可能な関係かもしれないですが、私は「愛」だと思いました。

奇跡のような二人の出会いを思うとやはり涙が溢れる。当事者だけでなく、周りさえもお互いこんな人間にはもう出会えないだろうと確信する。だから「よくない」と思っていても「止める」ほうを良心が咎めてしまう。

英二に出会うまでアッシュは愛を知らなかったし、出会ってから彼は英二をうしなう「孤独」という恐怖にも出会う。 愛がアッシュを強くもするし脆くもする。それでもアッシュの中で一番輝いているのは英二への「愛」なんですよね。これが彼の心に光を灯し続けている。

アッシュが抱く英二への愛 

アッシュが抱く英二への強い愛はどこから来ているのか。私は「自分と重ならない部分」を愛していたんだと思います。

アッシュは英二に何度も住む世界が違うと言う。それでも違う世界の英二を隣に置いている。英二に「見られたくない」と言ったのはたぶん本当に本心で、アッシュは英二を強く求めているから、英二に拒絶されることを恐れている。何度も「俺が怖いか?」と聞くのも。

アッシュはたぶん自分のことが好きではないから、英二の世界に自分が侵食していくことが恐ろしかったのかな。彼の中には「英二は自分とは無縁の、平和で穏やかで優しくてあたたかい陽だまりの世界の住人」という考えがあるし、そうであってほしいと願っているところがあるから。アッシュと英二はお互い特別にひかれあっていながらも相手のことを深く知る他愛のない会話はしてこなかったというのが、アッシュが自分の世界から英二を遠ざけていた証拠だと思っています。決定的な瞬間はショーターとの別れですが、あの時にアッシュも英二もお互い側にいる人生を「選んだ」んだなって。

英二がアッシュに対して送っている言葉も、アッシュが英二に対して注いでいる愛もずっと変わっていないけれど、アッシュはその強烈な生い立ちと自分の個性から、彼自身が自分と英二を区別しているし、交わらないものだと考えているし、交わるべきではないとも考えているふしがずっとあると思うんです。だから英二のどんな言葉も、純度100%でアッシュに届いていたとしても、本当のところ彼は30%しか受け取れてないような状態だと思う。

人の感情や言葉を受け取るためには、自分にそのキャパシティが必要です。特にアッシュは英二のことになると視野が狭くなる。それはアッシュ自身と英二のかかわりにおいても有効だと何度も感じました。何度英二が日本に行こうといっても、彼にその言葉が本当の意味できちんと届いたのはずっと後。彼はその時初めて英二の愛情を自分と同じものだと信じられるようになったんだと思います。そして、完全に重なったのはラストシーンだと思います。

彼は英二の「善と愛」を本当に愛していたんだと思います。同じものが自分にはないってたぶん思ってたから。でも英二はきっと同じものを見出しているし、彼の中の純粋なそこを愛していたんだと思う。

英二が抱くアッシュへの愛

英二が抱くものは母性に近いと思いますが、それとも言い切れない。ひたすらにその人を包み込んであげたいという慈愛が強いと思います。悲しみにも喜びにも、彼の素直な感情の揺れ動きのすべてに寄り添ってあげたかったんだろうな。

「山猫:アッシュ・リンクス」というレッテルが最初に来てしまうアッシュにとって、自分を最初から「アッシュ」として見つめて、接して、受け入れてくれた英二は地球上に二人と存在しない特別な人間だし、英二の前でしか出せない素直な感情をもっと広げてあげたかったのかなと思います。だから平和な日本に連れて行きたかったのかな。

英二の気持ちは手紙のとおりだと思いますが、願わくばアッシュも言葉で英二と出会った喜びや美しさを英二本人に伝えてほしいと思ってしまいます。言わなくても英二は全部わかっているんだけど…。

番外編のシンと英二の関係も特別なものですが、英二はこれからアッシュのすべてを抱きしめて、なぞって生きていくんだと思います。「ずっとだ」と言った言葉通りに。英二の“誰かに奪われる心”は永遠にアッシュとともにあるから奪い様がない。英二がこの先誰かをアッシュ以上に愛することはきっともうないんだなと思うと、やっぱりシンの気持ちになってしまいます。「ちくしょう。永遠に英二を手に入れて満足かアッシュ」みたいなね。

 

「幸福」とは何か

英二と出会わないアッシュの人生は幸福とはきっと程遠かったし、「幸福」を意識することもなかったのではないかと思います。英二も同じく。

セルゲイが「愛して滅びる道を選んだ」とアッシュのことを言っていますが、あの時のアッシュの英二の愛し方だと確かに「愛して滅びる道」を選んでいると思う。でも次第に英二の心をまっすぐに受け止められるようになるにつれ、「愛して共存する道」を選べるようになっていく。そしてそれが彼に拓いていった幸福だと思います。

この作品における幸福を考えるとしたら、やっぱりアッシュと英二が日本で一緒に暮らしてワイワイ普通の男の子たちのように生きることかもしれないと思わないこともないです。それもきっとひとつの幸福のかたちだと思います。

それでも、アッシュが選んだのは愛の中で生きるという幸福なのかなと。とりあえず最後につづけます。

 

NY市立図書館でのラストシーン

「Today is a very good day to die」

ラストシーンのアッシュはそんな状況だったんだろうと思います。アッシュは「このまま死んでもいい」と思ってしまえるほど幸福だったんじゃないかと思いました。

アッシュが特に愛した英二の魂は自分と重ならない部分じゃないかと前述しました。でもラストシーンではぴったりと重なっている気がするというか、アッシュは「英二の世界に抱かれている」状態だと思うんです。

アッシュほどの修羅場をかいくぐってきた人間がどうにもできなくなるとは思えないから、「自分で選んだ最期」があれだったと考えるのがやはり自然だと思う。じゃあなんであれを選んだのか。「幸福の頂点に到達した」からだと思うし、アッシュの人生であの瞬間ほど幸福だったことはきっとない。そしてこれからも多分ない。死ぬならこの幸せでたまらない感情のままで、自分が愛した世界に包まれて、心休まる静寂とともに。「アッシュ・リンクス」ではなく素直な彼でいられるNY市立図書館。愛してやまない「奥村英二の世界」にくるまれ、英二からの優しくてあたたかい愛の言葉に満たされて満たされて、「人生で一番幸せだ」と思った。その瞬間を選んだ。

だって、アッシュは絶対に死ぬまで英二の手紙を読み返していたはずなんです。わからないけど!私はそう思った。だから私の中ではそう。体中の血が流れて、意識がもうろうとしていく中で、痛みをこらえながらも彼は幸せでたまらなかった。死ぬまで何度も何度も何度も、繰り返し繰り返し英二の手紙を読み返していたんだと思うんです。死んだ後でも何一つ忘れずに思い返せるようにーみたいな祈りを込めながら。

英二に「死にたいと思ったことはない」と言っていたアッシュの言葉を思い返すと、「この瞬間に死ぬことを選んだ」であろう彼の死には、やはりいろいろ感じるところがあります。

完璧なエンディングだと思いますが、悲しいとも思います。まだ見ぬ日本に行きたいという気持ちにさえなっていたアッシュがあの場でとどまった。それこそがアッシュが英二を愛していたという気持ちのすべてなのかなぁと思います。あの手紙できっと、最大限英二の愛を感じてしまったものね。

英二の世界は平和な日本で。自分の世界はこの混とんとしたアメリカ。日本をまだ見ぬアッシュは、英二の世界に自分が踏み込むことをやはりずっと恐怖していたんじゃないかと思います。アッシュは自分のことが好きではないから。そして、英二が幸せなら自分も幸せだと思えた。だからこのエンディングなんだと。ずるいですよね。シンはこんな気持ちなのかなと思いました。「ずるい。満足かちきしょう」みたいな。やっぱりシンが超超大好きです。

「バナナフィッシュにうってつけの日」のラストは「今日は死ぬのにうってつけの日」でまとまったのかもしれない。これが現段階での私の結論だ!!!

 

BANANAFISH」という作品

タイトルになっている「BANANAFISH」は作中のBANANAFISHともうあまり関係がないと思います。この作品は「奥村英二と出会ったアッシュ・リンクスの人生と、アッシュ・リンクスと出会った奥村英二の永遠の季節」を描いていると思ったからです。

ただ、“BANANAFISH”を“死を呼ぶ魚”として捉えてタイトルと一緒に考えるのであれば、アッシュ・リンクスは作品の中においてそうと言えなくもない…という悲しいことを考えてしまいました。アッシュ本人も自分の名前が殺戮の号令になると嘆いていたし…。

ただBANANAFISHがアッシュの最期に出会わせたものは、悪夢ではなく幸福な夢だったことが救いですね。

 

最後の感想

ラルクのI'm so happyがラストシーンのアッシュだと思えて仕方ない。

この記事で一番言いたいのはこちらです。以上。

 …この曲は様々な解釈がされている曲ですが、血の通った遺書のような歌詞や、穏やかで柔らかなメロディとゆっくりと訪れる死はまさにアッシュのラストシーンだなって。

絶対にアッシュは「I'm so happy with love」だったと思うもの…。彼が死の間際思ったことは絶対にこれだと思う。

I'm so happy

I'm so happy

  • L'Arc~en~Ciel
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

アッシュは人を殺しすぎているし、当然神に裁かれるべきではあります。それでも、破壊と闘争、混乱と狂気の中でもがくように生きていたアッシュが、安寧と静寂と、求めて止まなかった無限の愛に包まれ、慈しみに抱きしめられた中で眠れたことを読者として幸福に思うし、物語として美しいと思います。

英二と出会ったから、アッシュ・リンクスの人生には「愛」や「希望」や「よろこび」、「幸福」が生まれた。「人間」として自分を見て、「人間」として自分を愛してくれる存在に出会えた。彼の人生において、それがどれだけ美しいものだったのかを考えると涙が溢れます。

私の人生においても、アッシュ・リンクスという「奇跡の生」に触れられたことは特別です。きっとこの先何度も読み返すし、何度も英二とアッシュについて考えると思います。

 

 

全然まとめたいことがまとらまないですが、このまま無限に続けるのも…なので、今回はここでいったん終わらせます。

まだまだ読み込みが浅い…(1回しか読んでないから当たり前なんだけど…)。月龍のことも考えたいので、いつか続きを書くかもしれません。そしてその時はこれと全然違うことを言っているかもしれないし解釈違いだ!とか言ってるかもしれない笑。サリンジャーの小説もきちんと読みたいですね。

 

この作品を読んで強く感じたことが一つあって、それは「誰もがたった一人を探している」ということ。そういう音楽や作品はやはり人気があるし、誰もが自分の魂に寄り添ってくれて、心を預けられる存在を求めているし、それによって生まれる暖かい感情に満たされたいんだなと思いました。

きっとそこに「永遠」を感じるからかな。

 

おまけ

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アッシュの誕生日にノイタミナカフェに行ってきました。これは驚異的に写真を撮るのがへたでブレまくったものです。狡嚙さんもお誕生日が近かったので狡嚙さんのメニューもありました。トーフサンドイッチ、本当にトーフでした。不思議なサンドイッチだったので家でも作ってみようと思います。

「あなたの知らない地獄の話。」を読んでの感想

発刊前に重版が決定するなど、ちょぴっとセンセーショナルな書籍『あなたの知らない地獄の話。―天国に還るために今からできること―』。

夏(お盆)にピッタリな“地獄”の話です。

内容はタイトル通りで【あなたも行くかもしれない現代の地獄】を序章とし、第一章は【地獄界入門】。こちらでは“まだ浅い”というのに殺し合いを繰り返す「無頼漢地獄」や孤独なサラリーマンが多くいるといわれる「土中地獄」、エゴイストが行く「すり鉢地獄」、人が動物の姿になる「畜生地獄」、欲望の強いひとが行く焦熱地獄、そして“地獄のボス格”がいる「悪魔界について言及しています。さらに地獄にはどんな人が行くのかを説いて〆。なんとこれでもまだ一章です。ボリューミー…。

続く第二章は【地獄界探訪】。 こちらでも地獄を紹介しています。まず始めにテロの惨劇を繰り返す「阿修羅地獄」、女性が監禁されている「色情地獄」、最後に食べ物を取り上げられる「餓鬼地獄」。こちらの3つは割とメジャーな地獄のイメージです。なんとなくイメージがある方も多いのではないでしょうか。こちらの章でも、地獄に落ちないための生き方を説いて〆。

第三章は【悟りの原点を求めて】。この章は<天国・地獄を分ける3つのチェック基準>という副題がつけられています。二章、三章と地獄に落ちる人・地獄に落ちない生き方をまとめで説いたので、何が天国と地獄を分けるのかが説かれています。“天国的”な人はどんな人なのか、自分が今死んだらどっちに行くのか…など、かなり反省させられる部分が大きいです。

必読本と言われている本書ですが、まえがきからすでに重要さがヒシヒシです。以下抜粋。

本書は、できるだけ各人に一冊は自分の繰り返し読むべき本として、身近に備えて置いてほしい。余命が短い人は、必読書として学ぶべきであり、葬式を出した家族にとっても、生きている人たちが本書の内容を理解することが故人の供養と救済となる。

──『あなたの知らない地獄の話。』まえがき

 また、「現代人の約半分は地獄行きといわれている。」とも書かれています。怖。

無事読了いたしましたので、個人的な感想を綴っていきたいと思います。

 

“ひとごと”じゃないリアル

地獄というものは、罰や責め苦として与えられているのではなく、自分自身の心が作り出している世界です。

納得と同時に、「どうしようもない…」と頭を抱えたこちらは、序章の一文です。

神様がいるならどうして地獄や悪人、悪魔を野放しにしているんだという議論は尽きませんが、そのことに関しても言及されていました。その中でも「地獄は責め苦ではない」という一文に「なるほど」と思ったのです。後述しますが、神仏が見逃せないボーダーラインがあって、赤点を取ったら追試だよ。自己責任だよ。という感じです。

もうひとつ、読み進めていくとわかりますが、地獄に行った人でも必ず「自分で気づくことが必要」というのも「Oh...」となります。確かに、自分がかたくなな時は誰のどんな言葉も耳にも頭にも心にも入ってこないので、そりゃそっかと。そういう点も含めて、すべてが“ひとごと”ではないと思いました。

自分は大丈夫かなーなんて、全部が全部冗談でも思えないです。やはり聖人君子のようには生きられないですし、怠惰な日も心が荒れる日もどうしても出てきてしまいます。それでもそういう日を逃さずに、きちんと反省し心をととのえることが大切だと改めて感じました。まさに「知っていると強い」。

また地獄の描写がリアルで…無頼漢地獄の描写から始まりますが…ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムです…。こんな責め苦をディアボロは味わっていたのかと思うとぞっとします…。あと土中地獄とか絶対独歩行くやつ…。

 

人は死後、それぞれの心境にふさわしい世界に行く

例えば自分が「今すぐ死んだら絶対地獄行く」っていう気持ちのとき。実際死んだらどうしようっていう、言われてみれば当たり前な恐怖を覚えました。 この瞬間に死んで、果たして自分は地獄に行かないでいられるのか…?自分が死んだということをすぐに自覚できるのか…?その死を他人のせいにしないでいられるのか…?と思った時に、「あ。絶対無理だな。」と思ってしまいました。(しゅぎょうがたりないよ!)

読んでいると全ての地獄に自分の傾向があって、本当に怖かったです。自分をしっかりと知ることは大切だと痛感しました。

そして、可能な限り心を平和にすることも。自分にとっても他人にとっても、その人の心が平和でご機嫌であることは絶対に善だし、気持ちのいいことなので、素直にそういう気持ちを持っていたいと思います。

 

反省のてびき

様々な地獄が紹介される本書では、「こんな気持ちが行き過ぎるとダメだよ」ということも解説されています。それが、程度は違えど自分にも当てはまることがとても多い。ちょっとあの人のこと妬んじゃったなーとか僻んでしまったなーとか。気持ちが後ろ向きな時は「どうして私だけ?」や「なんで私が?」という気持ちがむくっと湧き上がることもあります。

こういった一つ一つを「あ…そういえば…」と反省に促してくれるのがとても良かったです。自省しようと思ってもきちんと習慣化されていないと、朝から晩までの出来事をじっくりと思い返すことはできません。というか、私個人は修行不足なのでやはり強く印象に残ったことしか反省できない…というのもあります。ただ、本を読んでいると「そういえば」でふっと浮かんできます。それは1日だけではなくて、何年も前のことも。

そうすると、自分でも知らないうちに刺さっていたとげが抜けていく感覚というか、知らないところで自分も、その時の相手も許せていなかったんだ。ということに気付く。

今の自分はこの地獄に近いんじゃないかなー?と思ったときに、その項目だけでも読み返したいです。読めば読むほど、繰り返し読み返さないとダメだな…という気持ちが強くなる…。

 

天国的なものと地獄的なもの

幸福の科学の教えの中で頻繁に出てくるのが、この二つの価値観です。私も子供のころ、「地獄的なものに触れすぎないように」と言われました。いわゆる猟奇的だったりサイコサスペンスだったりディストピア作品などがそうです。でも世の中にあるアニメや漫画はどちらかというとそっち系のものが多いし、そのほうが面白いじゃんと思っていたので、昔はあまり聞き入れてませんでした。

でもいろんな舞台を観に行くようになって、「生の熱」というものを感じるようになった時に「この思想に染まったらダメだ」と警鐘を鳴らされたときがありました。その時に初めて、「天国的」なものと「地獄的」なものの意味が自分の中でわかりました。

何が言いたいって、信じる信じないとかはもう二の次だとしても、「天国的な価値観」と「地獄的な価値観」があるということを最低限でも知らないといけないと思ったんです。何が善で何が悪か。その価値観があることだけでも知っていれば、白か黒を選ぶことはできるし、今の自分が白なのか黒なのかが分かる。ポルナレフジョースターさんたちは白!というモノローグにもありますが、「正しいことの中」に自分がいるという自覚を持つためには、それが何かを理解できないといけないと思うからです。

そして「これはどちらなのか」を自分で理解しておくことが、作品を楽しむ上でも影響を極限まで受けすぎないセーフティネットにもなると思うんです。行き過ぎるとどんなものも楽しめなくなってしまうので上手なバランス感覚を身につけなければいけませんが、やはり物差しとしてきちんと持たないといけないなと思った次第。

 

あの世の偏差値は信仰

本書には、「地獄界は基本的に信仰心がない人たちの世界です」と説かれています。考えてみれば当たり前ですが、この世界にいる人たちはそれにも気づかないのかな…と思うと怖いです。そもそも信仰心がなければ地獄があるとか考えもしないとは思うのでそりゃそうなのですが。

今の日本はあまりにも信仰という言葉も価値観も遠くにある気がして、口に出して誰かに伝えることも難しくなっていますが、肝に銘じておきたいです。

本当は思ったこと・感じたことがたくさんあったはずなんですが、何日にもまたがって書いているうちに記憶が失われました…。

 

今のオタク世界に見る地獄

ここ数年オタク人口はとても増えましたし、私個人もオタクとしてそれなりに年季が入っていますが「ここ数年のオタク世界しんどくない!?」とかなり思います。昔のこの界隈は良かった…とは言わないし、過去は過去でまた別のこともあったし、きっと未来にもさまざまあるけれど、最近のオタク生活を見ていると「これは最早地上の地獄なのでは?」と感じてしまう。

女性界隈だと結構愚痴垢が賑わっているし、それは運営に対する不満やジャンルにいる人や関係者に対するアンチ的な愚痴だったり。それでも「作品は好きだから離れられない」とかもうDV男とかヒモ男に貢いじゃう女の子だよ!みたいなね…。わかるししんどい。女の子は(無意識)マウンティングも多いですしね…。

愚痴垢が必要にならない世界になるのが一番ですが、今のオタク作品の飽和状態や人口密度を考えたときに、人が多ければ多いほど際立ったものはいろんな意味で目立ってしまうし、それに対して様々な感情を抱く人が増えてしまうのも致し方のないことだと本当に思います。感性的に捉えるか合理的に捉えるかによって得る感情も大きく変化しますし、その作品が好きだからハッピーなのに、その作品に触れて悲しい気持ちが大きくなるというのはものすごく悲しくてつらいことだし愚痴でも言わなきゃやってらんねえのも本当にわかります。私も見ちゃう愚痴スレ。そしてものすごく悲しくなる。気持ちも分かるから悲しくなるしやりきれねーー!ってなる。悲しい。

しかし愚痴を言うことに疲れてしまうし、自分が言う愚痴を一番聞いているのはほかでもない自分なんだよな…。他人の愚痴の中には金の粒も落ちていると思うんです。別の視点でとらえた場合の考えも知れるし、一人では気づけなかったことや分からなかったこともやっぱりたくさん見つかるし愚痴や文句って嘘がないから。(だから深く鋭く刺さるし…)

やはり「愚痴を読むなら飲まれるな」の精神が大事だなと思いました。強靭なメンタル。ハートの筋肉を鍛えていきたいです。なんとこの段落、まるごと全部ただの愚痴です(ブーメラン)。

あとオタクは焦熱地獄か餓鬼地獄に行きそうだな…と読んでいて思いました。肝に銘じます。肝に銘じることが多すぎます。

 

最後に本当に本当にただの感想

今回「あなたの知らない地獄の話。」 を読んでいて思ったのは、ジョジョってすげえ」でした。いや、冗談とかではなくて本当にそう思ったんです。ジョジョの悪役たちってみんな地獄にいるんです。最初の方に書いたようにディアボロやプッチ、吉良吉影なんかは本当にここに居るんだろうなと思うような地獄がありました。

そして、物議をかもすヴァレンタイン大統領について。ヴァレンタイン大統領とプッチ神父は、悪役としても思想がしっかりしており、さらに同情の余地もあるキャラクターで、わかりやすく「悪」ではないようにも思えます。私自身ヴァレンタイン大統領はどんどんイケメンになるしキャラも謎のパンチが効いているしD4Cもかわいいし大好きです超像可動最高。それ故に彼の振りかざす正義って正しいのでは?だって大統領だよ?と思うところもすこしありました。

でも、「他国の不幸を足場に幸福になる」というのはやはり奪う愛であり悪といったことが、本書には書かれています(p155くらい)。ピ…ピンポイントー!ここで初めて、ヴァレンタインってやっぱり悪だったんだ…と思えたんですね。強い愛国心を持っているし、アメリカ大統領として自国の果てしない発展を願っているのだから…とは思うけれど、やり方や見え方が違うだけでやっていることはやはり良くないよなっていうことに、ここにきて初めて…(想像力が乏しい)。好きすぎて見えてなかったなと反省しました。

国レベルで言ってるからあれだけれど、人対人で考えたときに、「他人にバレず他人の幸運をすべて吸い上げ自分が幸せになり自分の不幸を他人に押し付け涼しい顔をして会話をする友人」と考えると吐き気を催す邪悪ですよね。大統領という立場も正当性を感じさせてしまう。これを読んで初めて、いや、奥深いなと思いました。今までの敵キャラと実はそこまで本質的には大きく変わってないボスだったんですね、大統領は…。

大統領は「我が心と行動に一点の曇りなし……全てが正義だ」というハチャメチャにかっこいい決め台詞と決めゴマがありますし、彼の強い愛国心は執着にも近いので反省は必要そう…。はやく反省してね…。

ジョジョは作中で「善悪」や「正義」について強く主張する作品ですが、仏法真理に照らし合わせて読んでみると新しい側面や気づきも多く得られて、さらに楽しめるなー!と思いました。

 

自分の好きな作品のなかに真理を見つけ出し勝手に楽しむのが趣味なので…(そういうのをいっぱい吐き出したい趣旨のブログだし…)今後も勝手に楽しむこういう記事は出てくると思います。

これらはすべて個人的な見識・見解であり、所属する企業や団体を代表するものではありません。

 

 

 

最後に一つ…。

「愛の反対は恐怖心である」と書かれている下りがとても心に刺さりました。

「愛の反対は嫉妬である」という考えもありますが、「ある意味で、恐怖心である」という説もあります。お互いを愛するというのは、ある意味で、信頼感であり、安心感であるので、「愛の反対にあるものは恐怖である」という考えもあるのです。

要するに、恐怖というのは、誰も自分を救ってくれない世界なので、「愛の欠乏」でもあるのです。

 本書の58ページから引用してみました。なぜ引用したかというと、今アニメからハマりBANANAFISHを全巻購入し、読破し、無事に沼っているからです…。この部分がとてもアッシュだと…思ったのです………。BANANAFISHの感想文を近いうちに書きたいです…。

もう後半はただのおたくのおしゃべりです(いつもだよ)。

「宇宙の法ー黎明編ー」に向けて「UFO学園の秘密」の個人的なおさらいと感想

2018年10月12日に「宇宙の法-黎明編-」が公開予定なので、前作がどんな話だったか、個人的におさらいしてみようかなーと思って書いてみています。

今作は、HS映画では初めての“続編”になっています。前作は2015年秋に公開した「UFO学園の秘密」。ナスカ学園(学園名のインパクトたるや)を舞台に、学園に迫りくる悪質宇宙人<レプタリアン>の脅威、彼らの世界侵略や政治介入などを示唆する宇宙人系映画です。

「UFO学園の秘密」は、8月4日現在Amazonプライムで配信中なので、是非チェックしてみてください!

改めてプライムで見てみたんですが、夜明教授の第一声がものごっついいい声でびっくりして笑ってしまいました。いい声。こちら↓は円盤です。

 

 アブダクションやウォークインなど、宇宙人系?が好きな人だと(おそらく)ピンとくるような描写も。ほかにも“月の裏側”や“裏宇宙”、“惑星連合”についても描写があります。

映画におけるこれらの引用元は大川総裁の遠隔透視や宇宙人リーディングによるものです。(個人的にはいつかの続編でもうちょっとこの辺(月の裏側とか)を掘り下げてほしいです。)

 

この秋公開予定の「宇宙の法ー黎明編ー」は、「UFO学園」から3年後が舞台。主人公たちが高校を卒業し、ナスカ・ユニバーシティの大学生になっています。

「創世記の地球」がメイン舞台のようで(たぶんタイムスリップだと思う ※タイムスリップにはUFOの空間移動原理が必要といわれています)、現状よくわかりませんが「始まりの物語」は基本的に好きなのでわくわくしています。

 

せっかくなので、あらためてこの映画「UFO学園の秘密」の魅力(主観)に迫ってみたいと思います。

記事もくじ(長いよ!) 

 まず最初にざらっと表面をさらってみます。 

ざっくりとこんな話

男女共学の全寮制進学校・ナスカ学園に通うレイ・アンナ・タイラ・ハル・エイスケという仲良し5人組(チームフューチャー)が、学園に潜むレプタリアンを撃退する。

めちゃくちゃ雑に結論を言うとこうなります。

最初は宇宙人のことを信じていなかった彼らが、宇宙人と出会っていろんな価値観に触れて「地球」に生きる自分たちという視点を持つまで成長します。

キャラクターの感情を追いながら見ると、なるほど!と思える部分が多く(今回はじめて追って見ることが出来ました…)「地球」について考えてみたくなる…かも?

 

続編を見るうえで押さえておきたいポイント

キャラクター紹介

バリバリの主観でお送りします!イラストは私が何も見ないでなんとなく描いたものですが、現物との乖離が激しいので、映画を見てご確認ください…。特にエイスケが別物です。スッゴイ別物。描いた後映画見てびっくりしました。(脳の記憶ではああなってた)

レイ(CV.逢坂良太

f:id:mochigomefs:20180804012556p:plain※ この絵ではショタ化が激しい

本作の主人公でアンナの恋人。少し面倒くさがりで本当は熱い自分を隠したいお年頃。

メンバーのリーダー的存在で一気に駆け抜けがち。周りがフォローしつつ彼についていくような印象があります。カリスマタイプでしょうか。

改めて見てみて、かっこよさが分かった子です。自分の中にある正義感や情熱を持て余していて(台詞でもありますが)、どこに向けたらいいのかがわからない空回りなどが生々しく感じられました。

ちなみにガイドブックでは、「特撮オタク」「10歳離れた弟の面倒をよく見る優しい兄」との情報も。これは一緒に仮面ライダーごっこをしています、間違いない。

 

アンナ(CV.瀬戸麻沙美

f:id:mochigomefs:20180804012528p:plain※ 分け目を間違えて反転しましたすいません

しっかり者で気の強いレイの恋人。ガンガン話を進めてまとめていく学級委員タイプ。ガイドブックによると、生徒会の副会長も務めているようです。発言するときに挙手するあたりもそれっぽい。なるほど~。

結構クセも個性も肉体的にも精神的にも強い子ですが、女の子らしいところも持ち合わせているようです。あとレイのことを結構好きです。なにかとクマさんグッズを身に着けています。

 

タイラ(CV.柿原徹也

f:id:mochigomefs:20180804012539p:plain※ ロリみが強くなった
イケメンでレイの親友でありライバル。ハルの恋人だけど絶対アンナのほうが好き、なんならレイのほうが好き(変な意味じゃないよ!)。個人的に見た感想では、エイスケともっといい関係を築けそうなので(変な意味じゃないよ!)もっと描写があるといいのになーと思いました。エイスケは大人だから、タイラの表に出せないフラストレーションとか感じ取ってほぐしてくれそう。良いコンビです。

本当は意外と大人っぽかったり、しっかり色々考えてるけど、そんな自分を悟られたくなくて軽く流したりするんだろうなという感じです。熱い子なんだろうね。

 

ハル(CV.金元寿子

f:id:mochigomefs:20180804012550p:plain※ ギリギリましです

妹思いの優秀なお姉ちゃん。タイラのことがすごく好きっぽいタイラの恋人。主要メンバーの中では一番メンタルが強そうだし覚悟もありそう。

宗教に興味関心のある子ですが、それゆえ周りと違う自分をずっと感じているんだと思います。神や信仰も目に見えるものではないので、文化祭のシーンで誰よりもつらそうなのが印象的。

アンナと比較すると、見た目にはハルのほうがいわゆる“女の子らしい”雰囲気をまとっているけど、中身は男らしいと思います。絵がすっごくうまい。

 

エイスケ(CV.羽多野渉

f:id:mochigomefs:20180804012534p:plain※ 別人

一歩引いてみんなをフォローする、自分の世界をしっかり持つオタク。個人的には一番好きなキャラクターです。一人だけ醸し出す雰囲気が昭和ですが、それもあってか(?)一番大人びていて、自分を知っている印象があります。だからこそ無茶もしないし、少しだけ冷静に考えるような。

今回見てみて、改めてみんなよりも視界が一段上にあるキャラだと感じました。超常現象や仏教思想などを受け入れているから、彼の思考のベースにそういうのがあるんでしょうね。

そしてエイスケだけ恋人なし…続編で出来ているのかどうかが結構な関心ポイントです。新しいキービジュや設定を読むに、パリピっぽくなっていて戸惑いを隠せません。

 

森下 ナツミ(CV.千菅春香

f:id:mochigomefs:20180804012544p:plain※ 描きたかったから描いた

ハルの妹のナツミちゃん中学3年生。この映画のキーパーソンでもあります。優秀なハルに対して劣等感を持っていて、そこを悪質宇宙人につけこまれてしまいます。彼女とエイスケはワンチャンあったと思うんですが、3年後どうなっているのか…。

そして改めて見て…この子すごいかわいそうですね…。LOST LOVEのシーンとかかわいそうすぎて…中学3年生の女の子はちょっと耐えられないんじゃないかなと思いました。かわいそう…。あとナツミちゃんはかわいい作画が多いです。

 

夜明 優(CV.浪川大輔

よあけ・すぐる(30)です。30。いいですよね。ナスカ・ユニバーシティの教授で、彼の論文は国内外でも高い評価を受けているそう。研究熱心で、おそらく平気で3徹くらいしてしまいそう…そしてその時の頭ボサボサ髭ぽつぽつがとてもそそります。きれいにしてると爽やかなやたら髪の長いお兄さん。髪の毛とか結ばないんですかね?どうなんですか…?結びませんか…?あと髭ちょっと生やしませんか…?

趣味が詩を書くことらしいですが、どんな詩を書くのか気になって夜明けに起きてしまいます。教えてくれ。

 

鷹峰(CV.藤原貴弘

ナスカ学園の教員で、夜明とは学園時代の同級生です。この情報を入れたいがために出しました。すごくいいです。彼が夜明と同級生っていうのが。2人で会話するラストシーンとかすごくいいなって思います。

 

インカール(CV.伊藤美紀

惑星連合に所属する宇宙人。背が高くて髪が長くてグラマラスなお姉さん。善良な宇宙人として、ナスカ学園に迫っている脅威を取り払う手伝いをしてくれます。口紅の色が薄い青なのがとても好きです。

 

ヤギ型宇宙人(CV.白熊寛嗣)

惑星連合に所属する、赤いマントを纏ったとてもダンディな宇宙人。レイにコンタクトし、彼らに学園に迫っている脅威を知らせる役割を担いました。とてもダンディ。

 

ウンモ星人(CV.二又一成

この映画の萌えキャラ。見た目がショッキングなので虫が苦手な人はSEも合わさってつらいかもしれません。でも萌えキャラ。とても気が弱く、二言目には「スミマセン」と言ってしまいます。エイスケにウォークインしていて、エイスケのすべてを知っている。

 

レイをはじめとするチームフューチャーのメンバーは、魂のルーツは宇宙人であり、地球人として生まれ変わったという設定があります。振り落とされるなよ!

例えばレイはアンドロメダ星出身で、とても強い正義の味方・ガーディアンタイプの宇宙人。お父さんが警察官で、レイ自身も自衛隊を目指していた…など、その片鱗を感じ取れます。タイラはプレアデス5番星出身の高潔なホワイトナイト。ハルはケンタウルスα出身で、慈悲と信仰に篤い。アンナは科学力が発達していて、知的で変幻自在なベガ星人。エイスケもタイラと同じくプレアデス出身だけど出身は3番星(おそらく)。育むことに長けた魂の個性をもっています。 

彼らの出身星は映画の中でも少しだけ触れるので、いろんな星の個性に触れることが出来ます。

 

映画を見直してみての感想

※ これらの感想はすべて一個人の意見です。

改めて見て気づいたキャラクターの魅力

正直、最初にUFO学園を見たときは、登場人物の若さ…というか幼さに「ついていけない」と感じるところが実はありました。逆に言えばそれだけ思春期の少年たちを描けていた…とも思いますが、個人的にはちょっとしんどかったです。

ただ、いろんなことを整理して見直してみると、レイが使命に燃えていたことや、タイラの誰にも言っていないけれどUFOを作るという熱意がめらめらと胸の奥できらめいたいたこと、ハルが胸の奥で抱えていた「宗教家になりたい」という人に言ったら笑われバカにされそうな夢や、もともと超常現象が好きだったエイスケが“月の石”入手でどれだけ喜んでいたのか…とかも見えてきて、全員のまっすぐな気持ちがあるからこそぶつかってしまうところがあるんだなぁと感じられました。青春ですね。(アンナに関してはまだ整理できてないですね…)

今回見直してみてやっとキャラクターの魅力が見えてきた気がしました笑。

最初はレイのことをあまりかっこいいなと思ってなかったんですが、ちょっと無茶と無理が過ぎるけど、「使命」に目覚めて突っ走ってしまっていただけ。だと思うと、かっこいいな。と思えました。(ちょろい)

「使命」っていうものがどれだけ大切で大きなものなのかを「さらば青春、されど青春。」で知ることが出来たからこその感情かもしれないですね。今見直してみてよかったなぁと思いました。

情熱が大きいからこそ持て余してしまうのも、強い正義感をどう操縦すればいいのかも、ただの高校生ではうまく付き合っていけませんものね。タイラも同じように自分の中の熱を持て余していたんだなーと感じました。

 

宇宙について

この映画では、チーム・フューチャーにゆかりのある星に訪問します。タイラの「プレアデス5番星」の話や、ハルの「ケンタウルスα」は彼らの話を聞くだけですが、レイが向かった「月の裏側」や、みんなで訪問した「プレアデス3番星の学校」、寄り道として立ち寄った「ベガ星」は、見ていてわくわくしました。

個人的にここらへんの宇宙探訪が特に面白くて好きです。

特にベガは映像のスケール感も素敵で、やっぱりじっくり見てしまいます。子供の時のアンナがとってもかわいい。

いろんな星にいろんな個性や特性を持った宇宙人が住んでいて、それぞれが使命を持っている。じゃあなぜその魂が今地球にいるんだろう。地球でないといけないのはなぜなんだろう。そんな疑問を持った彼らが、後半の物語を大きく動かしていきますが、人生観の変わる宇宙の旅ってロマンがあっていいですよね。

 

未知を探求するということ

今回見直してみて、個人的に感銘を受けたのはこの部分でした。この映画ってもしかして、未知への探求についてを描きたいのでは…?なんて感じたほど。

「UFO」「宇宙」「宇宙人」…それに「信仰」「魂」「輪廻」がやはりこの映画では描かれています(HS映画なのでね)。高校生である彼らが、「信仰」とは何かを具体的に腑に落とすのはやはり難しいですし、大きなテーマがいくつも入っているので全部つまみ食いのようなところもあると思わないでもありません。

「目に見えないもの」をどうやったら人は信じられるのか。どうやったら人に伝えられるのか…そんなチャレンジを感じられました。チーム・フューチャーの研究テーマの発表シーンなどは唯物論に打ちのめされる現実が描かれていて、「未知」を伝えるための探求もまた必要なのだと感じます。

始まって15分くらいでしょうか。夜明がナスカ学園で講義をするシーンがあります。そこでの夜明の言葉がレイたちの心に火を灯すのですが、とても素敵なことを言っているんです。

「科学とは未知なるものへの限りない挑戦です。未知なるものとは否定したり、避けて通るべきものではなく、むしろ探求すべき対象であると考える。それこそが真の意味での科学的精神ではないでしょうか。」

別に科学者なわけではないですが、「未知なるものは否定したり、避けて通るべきものではない」という部分って、科学に関係なく、挑戦するときにも似てると思ったのです。おびえるのではなく、まっすぐに立ち向かい、“挑む”という感じでしょうか。

なんだか元気をもらうセリフでした。覚えておきたいのでそっとしたためておきます。

 

映画を通して好きなセリフ

「いろんなキャラがいて、一人ひとりいろんな魂持ってて、みんな主人公だろ! 」

 エイスケが自分の夢を語るシーンのこのセリフ、最初に見たときもいいセリフだと思ったんですが、改めて感じました。エイスケは大人ですね。

エイスケの夢については映画を見て確認していただくとして、彼の夢に関係なくてもこの考え方は自分にも他人にも大切だなって思いました。自分の人生の主人公は自分。つまり自分しかその人生の舵をとれないんですよね。そして、他人の人生ではその他人が主人公。そうなると、過去の経験や未来の考え方から考えの対立あがるのも当然のことだと思うし、自分の人生をよくしたいという欲求を無意識下でも全員が持っているとしたら、譲り合いや話し合いなどの相互理解が必要だということにも気づけます。

当たり前のようで、カッカしてたりするとすぐ忘れてしまうことだと思いました。人の数だけ人生というオリジナルストーリーがある。相手のことを尊重したいと思えるセリフです。

 

「本当の自分に目覚めたら無敵なのに」

 映画の後半、自分たちの魂のルーツに触れた5人は、誰からともなく夢について語りだします。自分たちはなんとなく生まれてなんとなく出会った存在じゃない。思春期の多感な時期に、自分の過去世や宇宙規模の魂のルーツを見せられたら、そりゃあ人生観も変わるというものだろうし、そんな経験ができる彼らを少しうらやましくも思います。

タイラが自分に自信がなかったという一言を最初に放ちますが、「なんとなく生きているわけじゃない」という自分に出会って、自信を持てたんだろうと思いますし。

やれ承認欲求だの自己顕示だので叩かれやすい昨今ですが、自分の中で自分という筋が通ると、きっとそれだけでどんなものもはねのけられる強いパワーになるだろうと思います。それがきっと「『本当の自分』に目覚めたら無敵」ということなんですね。と私は感じました。

なんとなく、胸に引っ掛けておきたいセリフです。

あと「本当の自分に目覚めたら無敵」という言葉で宇宙時代の自分に半覚醒したっぽいレイの声がちょっとパー様(グラブル逢坂良太さんが演じている炎帝と呼ばれる大変かっこいい王様)ぽくてときめきました。

 

次回作に期待したい点

もっと宇宙のこと知りたかったとか、当たり前のように登場する「裏宇宙」や「惑星連合」などの説明がさらっと流されてしまっているのはちょっともったいないです。あと悪役の活躍がもっとあるとよかったのになーという気持ちは少し…。

ただ、今回見てみて、この映画で描くメインテーマではないということなのだろうと思いました。なんといってもPart0なので、続編で追い追い明かされていくんだと思います。次回への楽しみが増えるとともに、「宇宙の法」を見た後に新しい発見があるかもしれないなーとも思います。いろんな答え合わせがこのあと待っているのかと思うと楽しみですね。

あとはチーム・フューチャーの5人が体験したことが壮大かつ宇宙規模だったのもあり、彼らの思考ベースもまた宇宙規模になっていたのも…。そこまでの思考にこの2時間でなれないな…というのはちょびっとありました。

今回の映画では宇宙における「地球」は、地球だけの特別な意味がきっとある。といった終わり方でした。次回作である「宇宙の法」がアルファ神の時代であることを考えると、きっとここについて大きく触れていくんだろうと思うし、今から楽しみでなりません。 わくわく。

あとこの「UFO学園」でも名前だけですがきちんとダハールが登場してるので、いろんな意味でチェックしたいです。てっきりレプタリアンだと思ってたんですが、見た目は子供っぽいので気になりますね。絶対好きだと思う…(小声)。

 

 

『宇宙の法―黎明編―』は10月12日に公開予定です。

推しが魂の推しの声をやることになり奇跡の時代というものを実感しています…。今からとても楽しみです。本当にいまだかつてないほど!笑


【特報】映画『宇宙の法ー黎明編ー』

特報映像を貼り付けてこの記事はおわりです。

ダハール…めちゃくちゃいいですね…これは楽しみ……さすがデッドリー歩…。